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決済認証システム開発事業部の冨永です。
現在、主にiOS/iPadアプリの開発を担当しております。
今回は、WWDC渡航記のまとめ編として、「参加して感じたメリット」「(本当に妻には見せられない)費用内訳」「次回に向けた反省と準備事項」などを振り返りたいと思います。
目次
WWDCに参加してよかったこと
現地参加を通じて、「やっぱり来てよかった」と心から思えたことがたくさんありました。以下に、特に印象に残ったポイントをまとめてみます。
- 新しい技術をすぐに試せる環境、仲間が整っているので、開発のモチベーションが上がる
- Appleのエンジニアと直接話せることで技術の背景が深く理解でき、長年の疑問が解消できるチャンスがある。
- 一生の友人ができる。短期間でも濃密な時間を過ごした仲間との絆は強く、別れが寂しいほどでした。
- 現地時間で無理なくWWDCのオンラインイベントにも参加できる(日本時間の場合は深夜に行われるので、自分は今まで参加できませんでした。)
- まとめて一気に情報を得られる(セッション+実機検証が即日できる)
何よりも開発のモチベーションが沸いたことが一番のメリットだと思いました。
英語について感じたこと
「英語ができなくて不安…」という気持ちで渡航したのですが、現地での体験を通じて得た気づきが多くありました。
- 英語は大事だけど、できなくてもなんとかなる。翻訳アプリや筆談、チャットでどうにかなりました。
- ただし、抽象的な話や議論は英語ができた方が断然ラクです。
- 次回に向けては、Geminiなどで日常会話をシミュレーションしておくとよいとアドバイスをもらいました。
次回に向けて事前準備した方が良いこと
初参加だからこそ見えた「これ持っておいてよかった」「これ持っておけばよかった!」「ここは注意すべきだった!」というリアルな反省と気づきをまとめました。
事前準備に必要なもの
- パスポートの取得
- ホテル・航空券(できれば直通便)の手配
- アメリカ入国の際は入国審査で時間が1時間以上かかるリスクがあり、乗り継ぎ失敗リスクがあるので、直通便が無難かもです。ただし、日本への帰りは特に審査はないので乗り継ぎ便のリスクは低いです。乗り継ぐ場合も2時間はあると安心です。
- 自分はアメリカン航空を使ったのですが、周りでは直通便のZipAirを使う人が多く、ZipAirでは食事はでないのですが、アメリカン航空よりは安く直通便もあったとのことで次回はZipAirが良いかなと思いました。
- 自分は帰りは土曜日の朝の便だったのですが、金曜日の夜に帰る便にすればよかったと思いました。宿代が浮くのと、日曜の朝頃に日本に着くので、翌日の仕事までの間にゆっくり休めるかなと。ちなみにアメリカから日本に帰る際には時差の関係で1日後ろにずれる(例:土曜の朝アメリカを出発すると、日曜の夕方日本につく)ので、注意です。
- ESTAの申請 ... 申請の際にはホテル情報が必要になるので、先にホテル予約をしておくように注意です。
- Developer Activityなどは事前予約をした方がいいです。ただし、現地でも並べば入れる場合もあるので諦めない。
- Geminiでの英会話のシミュレーション
- 話すことと言ってもWWDCのことやUberの人との雑談やホテルの人とのやりとりがほとんどなので、テーマに絞って練習をすればよかったなと思いました。
- 日本人コミュニティへの参加 ... 安全情報や周辺イベントなどでめちゃめちゃ有意義な情報ばかりでした。
- Clipperの追加 ※ アメリカ到着後 ... 日本でいうSuicaみたいな電子マネーで、バスや電車移動の際に使います。
- 日本のポケモンカード ... 海外でも人気が高く、現地のエンジニアとの交流にも使えそうだなと。あとは高く売れるかもとも。
あると良い持ち物
アメリカ便はロストバゲージの話をよく聞いていたので、荷物はバックパックに収まるだけに留めておくのが、移動が楽かつ、荷物受け取りの時間が減るので良いかもです。
- パンツとズボン ... Tシャツなどは現地調達でもOK。なんならお土産で買うと思うので。
- パーカー ... 飛行機内が寒かったり、サンフランシスコは基本、年中快適だが夜は寒いので。ただし、現地のお土産でパーカーを買う場合はかさばるので持って行かないように注意
- 現金は100$のみ ... 現金はコインランドリー程度でしか使う機会がなかったので、基本使わないかなと。ただし、入国審査でいくら持ってきた?と聞かれるので念の為100ドルくらいがよいかな。。と。※ちなみに両替は空港でできます。
- 歯間ブラシ ... 意外と売ってない。。?
- 圧縮袋 ... 帰りはお土産でパンパンになるので。
- サブのiPhone / iPad ... Developer Beta版をメインで使っているiPhoneに入れると旅行中だと動作しない場合のリスクがあるので。
いらなかった持ち物
- 本 ... 読むかなと思ってほとんど読まなかったですし、荷物になるだけでした。飛行機の中ではWifiが使えたのでWWDCや映画見たりと時間は潰せるので。
過ごし方
- 節約として、基本はバスを使う。Uberだと22ドルかかるのが、バスだと2ドルなど、破格の値段なので。
- Appleのイベントではスタンバイ参加できるイベントも多いので諦めない。(今回でいうと特別映画上映など)
- Appleのイベントにはちょっとお腹すかせてから参加するくらいがちょうどいいです。せっかく美味しい料理が目の前にあるのに、直前にお腹をいっぱいにさせてると、入らないことも多々。。。。
- Apple Parkでのダウンロード速度が爆速で、Beta版のインストールやSDKの取得も一瞬なので、可能であれば Apple Park内で全てダウンロードしておくといいかもです。
- Appleの人との対面ラボでは事前に日本語と英語の対訳を用意しておくとスムーズに会話ができます。
宿代
費用まとめ(※要覚悟)
今回のWWDC参加で実際にかかった費用の内訳を包み隠さずまとめました。これから参加を検討される方の参考になれば幸いです。
- アメリカン航空・JAL・アラスカ航空(往復):277,064円
- 宿泊費(7泊+朝食付き+チップ):138,712円 + 7,416円
- 移動費:Uber 53,438円(4日間) + バス代(3日間) 1,441円
- お土産:Apple Visitor Center 53,009円 + その他 9,874円 + 子供向け 2,896円 + Googleグッズ 9,874円
- 食費:肉&ピザ&ビールのレストラン(4人分) 19,923円 + 日本人懇親会 8,000円 + マクドナルド 3,271円 + 空港での飯 2,736円 + ブリスケット(2人分) 8,700円 + Googleカフェ(2人分) 4,046円 + Cafe Macs 445円 + スーパーでの飯代 2,384円
- 観光費:Computer History Museum 3,549円
- 日用品:1,379円
💰 総額:616,857円(※本当に妻には見せられねぇ……)
※ 2025年6月13日時点の為替は1ドル144.14円でした。
これ本当に日本人あるあるなんだそうですが、1ドルと見ると、瞬間的に脳内で1ドル100円計算をしてしまうので、マジで注意です。 1ドルは150円とざっくり考えて、慎重に行動することをお勧めします。(自分は何も考えてなかったです。)
Apple Visitor Center のお土産で調子乗って5万円分、Googleのグッズで1万円分使ったのはやらかしました。。。。。買いすぎた。。。
Uber代や飯代は実は一緒に観光していた学生さんの分も自分が費用を出していたりしていたので、想定内ではあります。(一緒に楽しく食べれたり、僕の代わりに通訳してくれたりしたので、むしろこちらが助かった場面が多かったです。良き旅には良き出会い!)
大体、飯代は1人2000円〜4000円くらいでした。
あとは、Uberを使いすぎましたね。。。アメリカでは日本ほど電車やバスがないので、 基本はUberか、あればバスを使うことになります。 帰りとかはバスを積極的に活用すべきだったな。。。と反省しました。
使っちゃったもんはしょうがないので、糧にして稼ぎます!💪(あと節制)
宿はApple ParkやInfinite Loopから近いほうがいい。
宿代を安くしたく、少し離れてもいいかなと思っていたのですが、 よく考えれば、急いでいるときのUber代が結構かかるので、ある程度Apple Parkに近いほうがよいのかなと思いました。

あとはオフラインイベントは2日間くらいしかないので、途中からすこし離れた安い宿に泊まるというのも良いかなとも思いました。 ただし、治安との兼ね合いもあるので難しいです。 今年はロサンゼルスでデモがあったりと治安がよくなかったので、移動をあまりせずにでよかったかなと思いました。
自費か会社費用か問題
WWDCに行くには「誰の財布で行くのか」問題がつきもの。
今回自分は自費で参加しましたが、会社負担の人たちにもそれなりに悩みがあるようでした。
自費/会社負担、それぞれに感じたメリット・デメリットを整理しました。
- 自費で行くと時間の自由度が高い反面、やはり出費が痛い……
- 会社の費用で行くと成果が求められる&滞在期間に制限がある
- 「会社から補助+一部自費」のようなハイブリッド型がベストかもしれません
最後に
WWDCに参加するには準備やお金が必要ですが、 それを上回るだけの価値と出会いがあることを実感しました。
個人的には「英語ができなくても行ってよかった」と思える数少ない経験でした。
もしチャンスがあれば、少し費用が高くても挑戦したほうが良い体験になると思いました!
次回はもっと英語を鍛えて、また現地で学び・話し・出会いたいと思います!
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