【PC組み立て】【BTO】パーツを選んでPCを組み立ててもらった体験記

はじめに

こんにちは。決済認証システム開発事業部の鳥居塚です。

2024年4月に新卒として入社し、7月より決済認証システム開発事業部に配属になりました。

普段はチケット販売管理システム「RAP」の開発をしています。

先日、個人開発で使おうとしていた自分のPCが故障してしまい、全く使えなくなってしまいました。

これを機に、プライベートの開発や勉強に使えるPCを購入したいと思い、パーツを選んで業者さんに組み立ててもらったので、今回はその体験記を綴りたいと思います。

PCを購入する前に

PCに限った話ではありませんが、購入する前に一番念頭に置いておくべきことは用途とニーズだと思います。

私の場合、用途は下記になるため、これを念頭に置いて選んでいきます。

  • Docker, PhpStorm, gitを使用して個人開発がしたい。
  • 今後に備えて複数の言語やリポジトリを使えるようにしておきたい。
  • slack, LINE, ブラウザも同時に動かしたい。
  • 自分でメンテナンスしやすいものがいい。持ち運びはしない。

先輩方に相談したり、自分で調べてみた結果、下記のスペックが必要であることが分かりました。 理由は後述します。

  • メモリ32GB以上
  • CPUはIntel Core i7か、それと同等のスペックのもの
  • デスクトップ

PCを選ぶ条件を決めたところで、お店に行きました。

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Berachainというブロックチェーンのトランザクションに関するハンズオンに参加してきました

次世代デジタル基盤開発事業部の植木です。 普段、PHPでWebアプリケーションのシステムの開発を行なっているエンジニアです。
私が所属する次世代デジタル基盤開発事業部では、ブロックチェーンを利用したシステムの開発が得意です。
そのため、私も日頃からブロックチェーンの技術の習得に努めています。
私の日々の取り組みをブログにします。

8/3に開催されたBerachainというブロックチェーンのトランザクションに関するハンズオンに参加してきました。

centrum.substack.com


簡単に説明すると、Viem (注1)というTypeScript製のライブラリを用いて、スマートコントラクトを操作して、取引を行うハンズオンになります。

(注1) Viemは、Hardhat(Ethereumの開発環境で、スマートコントラクトの開発、テスト、デバッグを簡単にするツール)上で、Berachainを開発するためのツールです。

Berachainとは

Berachainは、高速で効率的なLayer 1ブロックチェーンプラットフォームです。
独自の「Proof-of-Liquidity」方式を採用し、セキュリティと流動性を高めています。
また、Cosmosエコシステムとも連携できるため、他のブロックチェーンとつながります。
Berachainには3つのトークンがあります($BERA (注2)、$BGT (注3)、$HONEY (注4))。
これらのトークンが、Berachainのエコノミーを支えています。
流動性提供者にインセンティブを与えるPoLメカニズムも、ネットワークの健全性を維持するのに役立っています。
Berachainは主に分散型金融(DeFi)アプリケーション向けに設計されており、取引所や貸借プラットフォームなどの機能を提供しています。
さらに、参加者によるガバナンスにも対応しています。

Berachainは、テストネットでの稼働となっており、メインネットでのローンチはされておりません。($BERAトークンを売買できる取引所はない状況です)

詳細については、以下をご覧ください。

ドキュメント:https://docs.berachain.com/learn/
公式HP: https://www.berachain.com/
X: https://x.com/berachain

(注2) $BERA(ネイティブトークン): Berachainにおけるガス料金のためのトークン

(注3) $BGT(ガバナンストークン): ガバナンスと流動性の確保のためのトークン(ネットワークの方向性を決定する投票権を持ち、$BERAを一定量保有すると取得可能で、所有者はチェーンの意思決定プロセスに参加できるようになります)

(注4) $HONEY(ステーブルコイン): Berachainで取引される主要な通貨のような役割をする

ハンズオンの内容

概要

Dapps上で、Berachainからテストネット(Metamask)にアクセスし、トークン残高を参照します。その後、Berachainのネイティブ分散型取引所(BEX)を利用して、トークン交換を行います。

実際の作業(ハンズオンで行ったこと)

以下の流れに沿って、ハンズオンを行いました。

  1. WindowsやMacなどのパソコンにBerachainの開発環境を構築します。

  2. テストネット(MetaMask)を利用して、ユーザーのアカウントの情報を参照する。

  3. ユーザーの$BERAを送金する。

  4. $HONEY(ERC20)の情報、ユーザーが持っている$HONEY(ERC20)の残高、$HONEYや$WBTC(ラップドビットコイン)の情報を参照する。

  5. BEX経由で、$HONEYを$WBTCへトークン交換する。

まとめ

メインネットローンチ前ということでしたが、TypeScriptで開発をすることができるということなので、ReactやVue.jsでのシステム開発の親和性が高そうだ。
あと、ガス代が安いとのことなので、流行る兆しを感じました。
また、昨今RustやTypeScriptなどのプログラム言語ごとにブロックチェーンの技術が開発されているのを見ていると、これから色々な用途で利用されると感じました。

補足

ブロックチェーンのコミュニティやよくブロックチェーンイベントを行っているコワーキングスペースを紹介します。(私もよく参加させていただいています)

ブロックチェーンエンジニアが集まるコミュニティです。興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?

公式HP: https://www.unchain.tech/
X: https://x.com/UNCHAIN_tech

定期的に、ブロックチェーンのイベントを開催されています。

公式HP: https://centrum.studio/
X: https://x.com/0xCentrum

テコテックの採用活動について

テコテックでは新卒採用、中途採用共に積極的に募集をしています。 採用サイトにて会社の雰囲気や福利厚生、募集内容をご確認いただけます。 ご興味を持っていただけましたら是非ご覧ください。

www.tecotec.co.jp

Swift経験者からみたDart言語の不思議 〜暗黙的インターフェースから理解するクラス修飾子編〜

こんにちは!決済認証システム開発事業部の冨永です。
普段はiOSアプリ、iPadアプリを開発しているSwift愛好家です。

iOS・Androidアプリ両アプリを開発できるフレームワークFlutterで使用される言語にDartがあります。
Swift経験者が初見でDartに触れた際にクラスの修飾子の多さに驚くことかと思います。  

base, abstract, interface, mixin, final, sealed...

ざっと6種類あります。
(例: base classなどclassの修飾子として使われる)

ぶっちゃけそんなあんの!?というのが最初の感想でした。

ただ、これはDart言語の特有の暗黙的インターフェイスを理解すると、クラス修飾子、Dart特有の実装方法について理解が深まることに気づきました。

本ブログ記事を通してクラス修飾子への理解が深まれば幸いです。

※Dart 3.0にて新たに追加されたクラスの修飾子があるため、本ブログ記事はDart3.0をベースに執筆しています。

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Swift経験者からみたDart言語の不思議 〜クラス編〜

こんにちは決済認証システム開発事業部の冨永です。

普段はiOS・iPadアプリ開発を中心に業務に携わっており、ゴリゴリのSwift愛好家です。

業務上、iOS・Android両プラットフォームの開発を効率化する際に、 クロスプラットフォーム対応のフレームワークであるFlutterの選択肢があるかと思います。 FlutterではDartという言語が使われていますが、Swift経験者がDartを学ぶ際に、

「SwiftでいうXXXってどうやって実装するのだろう」

という疑問が度々生じました。

今回はクラスに焦点を当てて、整理した記事になります。 iOS開発経験者がFlutterに興味を持つきっかけになれば幸いです。

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テコテック新卒向け社内研修の振り返り

はじめに

こんにちは。次世代デジタル基盤開発事業部の神野です。4月に新卒として入社し、7月より次世代デジタル基盤開発事業部に配属となりました。

私たち24年新卒は、4月~5月の間は外部研修を受講し、6月の各部署への仮配属期間に社内研修が実施されました。この記事では、6月に次世代デジタル基盤事業部で行われた社内研修を新卒目線で振り返ると共に、1か月間出社してみて感じた会社の雰囲気をお伝えできればと思います。

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