Hello Vim Script World !!

本投稿は TECOTEC Advent Calendar 2021 の4日目の記事です。

こんにちは!CISOの木村です。 😀

気がつけばテコテックで5年目のアドベントカレンダー🎄ですが
毎年この時期になると「HelloWorldでもアドベントカレンダーを書いてみてね🖊」と言っているので今回はやろうと後回しだった VimScript でやってみようと思います。

まだ書いたことがないよ😟という方も
この機会に「そういえば・・・あれ気になってたな💡」を進めてもらえたら最高です👍!!

さてエディタですが

エディタって色々ありますが 私はVimを使ってます。
最近 Version up された秀丸も愛用してましたがWindows限定なのと、気が付いたら秀丸上で:wqを入れまくってたのでVim中心になってます。

もちろん
それ以外は認めない😡!!

ではなくVSCode とか IDE も、もちろん使いますがだいたいは Vim を使ってます。

まれにメモ帳を使ってる人も見かけますが

  • 矩形選択

  • 正規表現での検索、置換

  • grep

とかできるのが便利で好きなのと

🍭フォントとか・・・
🍫色合いとか・・・
となると沼の始まりです・・・🎃

というわけでVimで使えるVimScriptですが

正直、あまりカスタマイズして使ってないので自作する必要はほぼないっちゃないのですが
やったことあるやったことないじゃ大きく違うので
今回は✨定型文をコマンドで出す!✨を目標にやってみようと思います。

使わない命令文もたくさんありますが「動かせる🏃」って大事な一歩なので
Vimから :Hello で Hello Vim Script World と出るようにしてみたいと思います。
とりあえず、ささっと調べて🦍書いてみたプログラミングがこちら

let mess = "Hello Vim Script World"  
echo mess  

保存(:w hello.vim)して実行します。
vimから

:source hello.vim  

で、すぐできたわ😆!
実行😉!!

・・・と思ったら
Vimのコンソール?に表示されてました。。。

んー・・・。。。    😥

画面に入力させたかったので思ったのと違い再チャレンジ!💨

次はこちら

let mess = "Hello Vim Script World"  
call setline('.', mess);  

勢い良く実行したら見事エラーに・・・
セミコロンがいらない文法でした。。。(リアルタイムをお届けしております)

落ち着いてセミコロンをxで消して無事修正完了
無事にエディタ(バッファ)に出力されました!

めでたし!めでたし!🎉

しかし! これで終わらないのがアドベントカレンダー!!🎀
次は・・・

コマンドで動くようにする

:source hello.vim   

と毎回やるのは面倒なのと、普段使うときはファイルパスも変わるので

:hello  

でいけるようにしたい!

まぁ エイリアスでもできそうだけど・・・
プラグインとして設置してみる! 📦

プラグインの置き場所を探す

vimで

:source &packpath  

のコマンドで出てくるフォルダの扱いやすいところに配置します。
今回はこちら(~/.vim)へ配置しますがだいたいの人はホームディレクトリの.vimやvimfilesとかでよさそうです。

説明はちょっと割愛して動くこと優先でフォルダを作ります。

プラグインの置き場所を作る

mkdir -p ~/.vim/pack/plugins/start/hello.vim/autoload    
mkdir -p ~/.vim/pack/plugins/start/hello.vim/plugin  

autload フォルダの中

先程の実装を関数(hello#execute)にして保存します。

function! hello#execute(start, end) abort  
  let mess = 'Hello Vim Script World'  
  call setline('.', mess)  
endfunction  

plugin フォルダの中

書く内容は知らないコマンドが多いと思いますが今回はおまじないだと思って気にせずこのように記載して保存します。

let s:save_cpo = &cpo  
set cpo&vim  
  
scriptencoding utf-8  
  
if exists('g:loaded_hello')  
finish  
endif  
  
let g:loaded_hello = 1  
  
" ここの3つ目のHelloの最初の1文字のhは大文字にする  
command! -range Hello call hello#execute(<line1>, <line2>)  
  
let &cpo = s:save_cpo  
unlet s:save_cpo  

そして難しいことは考えずにvimを再起動するか新しくvimを起動して

:Hello  

を実行すると無事成功しました。 😊

ここまで動かすことができれば拡張したり、この設定はなんなんだろう? とかその先へ進んでいけると思います!

また、初めてだけど興味あるよという方は
🦍ゴリラさんのvim解説がとても分かりやすいので
是非、検索(ゴリラ vim)してみてご覧ください!!
(今回の:helloでも、通常利用でも参考にさせてもらっています)

それでは!👋😃

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テコテックはリモートしている社員や中途入社の方も多いのでvimの普及率は調べられていませんが是覧HPも御覧ください。

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www.tecotec.co.jp

LightGBMの機械学習モデル予測シミュレーンアプリをFlaskで構築し爆速でHerokuに公開する

本投稿は TECOTEC Advent Calendar 2021 の2日目の記事です。

お世話になっております。テコテックCTOの川人でございます。本ブログには二回目の登場(一回目はこちら)となります。
業務ではめっきりコードを書かなくなりました(= 優秀な皆様にお任せしております)ので、プライベートで開発したものについて記事を書こうと思います。

作ったもの

今回は、機械学習を用いてCOVIDのリスクを予測できるシミュレータを開発しました。実際に公開されており、URLは下記となります。

https://risk-model.herokuapp.com/covid

きっかけは、研究者の知人から論文に引用するためにシミュレータを作りたい、と相談を受けたことで、論文自体も公開されていますので、興味がおありの方はご一読ください。

Prediction of in-hospital mortality with machine learning for COVID-19 patients treated with steroid and remdesivir

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LINE Blockchain Developers APIをつかってみた

本投稿は TECOTEC Advent Calendar 2021 の1日目の記事です。

どうも、次世代デジタル基盤開発事業部(旧ブロックチェーン事業部)の土田です。

アドベントカレンダー1日目はLINE Blockchainについてのハンズオン的な記事にしてみます。お手柔らかに。

概要

ローカルPC上にLINE Blockchain Developers SDKを利用したAPIを作り、LINE Blockchain Developers APIの使い方を学びつつ、ブラウザ上でLINE BITMAX WALLETにアクセスして操作したNFTを確認していきます。

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日本のNFT事例20選【第二弾】

f:id:teco_roppongi:20211018112446p:plain こんにちは。どうも。次世代デジタル基盤開発事業部の六本木です。

2021年はNFT元年といっても過言ではないほど様々なNFTニュースがありました。

前回はNFTまとめシリーズ第一弾としてNFTマーケットプレイス18選をご紹介しました。

tec.tecotec.co.jp

今回はNFTまとめシリーズ第二弾として、「国内NFT事例20選」と題してお送りいたします。

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TruffleSuiteで始めるDapps開発3

どうも、次世代デジタル基盤開発事業部(旧ブロックチェーン事業部)の土田です。

前回、GanacheのGUIアプリ上でコントラクトやイベントログが確認出来ませんでした。今回はこちらの対応を行っていきます。

tec.tecotec.co.jp

今回のゴール

GanacheのGUIアプリからコントラクトやイベントログを確認します。

現状の確認

ここまで手順を追っていただいた方はGUIからCONTRACTSタブとEVENTSタブを確認しても、何も表示されていないはずです。 f:id:teco_tsuchida:20210930091906p:plain f:id:teco_tsuchida:20210930091937p:plain

こちらを表示させたいと思います。

Truffle Projectsの追加

設定を開きます。 f:id:teco_tsuchida:20210930091957p:plain

WORKSPACEタブのTRUFFLE PROJECTSからtruffle-config.jsを指定します。本来はこれで完了です。 f:id:teco_tsuchida:20210930092010p:plain (wslには\\wsl$\{ディストリビューション}でファイルへアクセスできます。)

しかし、このまま再起動したらロード画面が延々と続くはずです。もしそのような状態になった場合は、一度GUIを落として再度設定を開き、REMOVE PROJECTで指定したファイルを削除して下さい。

なぜ上手く行かないのか?

原因はNode側の問題だと言われていますが、続報が無いのでなんともし難いですね・・・。

github.com

解決策

ビルドされたコントラクトが分かれば問題ないので、それらを指定するようにします。

ビルドされたコントラクトですが、truffle-config.jscontracts_build_directoryの指定先にあるはずです。

const path = require("path");

module.exports = {
  // See <http://truffleframework.com/docs/advanced/configuration>
  // to customize your Truffle configuration!
  contracts_build_directory: path.join(__dirname, "client/src/contracts"),
  networks: {
    development: {
      host: "127.0.0.1",
      port: 8545,
      network_id: "*"
    }
  }
};

これらをローカルにコピーします。パスはご自身の環境に合わせて読み替えて下さい。

f:id:teco_tsuchida:20210930092310p:plain

次に、truffle-config.jsをコピーします。networks等の設定は残っていても問題ないとは思いますが、気になる方はcontracts_build_directoryのみの設定ファイルを別途作成すると良いと思います。

f:id:teco_tsuchida:20210930092333p:plain

準備ができたら、GUIから再度ADD PROJECTをします。

f:id:teco_tsuchida:20210930092344p:plain

あとは再起動すれば完了です。

確認

すでにコントラクトをデプロイや実行していれば、そのままそれらが確認出来るはずです。

まずはCONTRACTSタブを確認しましょう。前回コンパイル&デプロイしたコントラクトが並んでいるはずです。 f:id:teco_tsuchida:20210930092418p:plain

EVENTSタブでは、前回実行したイベントログが確認できます。 f:id:teco_tsuchida:20210930092426p:plain

一覧のイベントログをクリックすると、より詳細なログが確認できます。今回は前回生成したゾンビが確認できると思います。 f:id:teco_tsuchida:20210930092439p:plain

終わり

今回はここまでとなります。

これでGUI上でかんたんにコントラクトやイベントが確認できるようになりました!作業効率UP間違いなしですね!
(本当はwsl2上のプロジェクトを直接指定できれば良いのですが・・・。)

次回はコントラクト開発やフロントエンド開発を進めていきたいと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

www.tecotec.co.jp

その他参考

github.com

www.trufflesuite.com

日本のNFTマーケットプレイス18選【第一弾】

f:id:teco_roppongi:20211015113952p:plain

こんにちは。はじめまして。 次世代デジタル基盤開発事業部の六本木です。

2021年はNFT元年といっても過言ではないほど様々なNFTニュースがありました。個人的には「世はまさに、大NFT時代!」と叫びたくなるほどでした。

本稿では、群雄割拠の様相となっているNFT界隈まとめ紹介の第一弾として、国内主要マーケットプレイス18選をご紹介します。

対象読者

・NFTという単語がわかる方
・国内主要マーケットプレイスを知りたい方
・NFTをご自身のビジネスに活かしたい方

目次

2021年はNFT元年

2017年の後半、暗号資産*1ブーム, ICOブームがありました。 その後一旦落ち着いたものの、2020年後半~2021年にかけて再燃し、 特にDeFiやNFTといった言葉が注目を集めるようになりました。

下記はGoogleで今年「NFT」が検索されたグラフです。

グラフを見てわかる通り、2021年に入ってから検索数がぐっと右肩上がりになっています。

NFTは依然海外での盛り上がりが先行していますが、国内でも様々なサービスが立ち上がり、様々な企業が参入しつつあります。

NFTは現時点まだ成熟したものではないので、今どのようなサービスがありどのような事例があるか知っておくことで、今後新たなビジネスチャンスに巡り合える可能性が高くなるのではないでしょうか。

今回は国内の主要マーケットプレイスについて紹介し、次回、第二弾としてNFT活用事例と主要プレイヤーについてご紹介する予定です。

では長くなりましたが、早速紹介していきたいと思います。

国内NFTマーケットプレイス

海外ではOpenSeaRaribleなどが有名ですが、国内にもマーケットプレイスはたくさんあります。現時点*2主要なマーケットプレイスは下記です。

1. Coincheck NFT(β版)

coincheck.com

コインチェック株式会社が運営しています。

カードゲーム「CryptoSpells」のカード、メタバースゲーム「The Sandbox」内の土地「LAND」、SKE48のNFTトレカ、ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare」のカードなどが出品されています。

また最近では株式会社CyberZと協業し、エンターテインメント分野のNFT活用促進を行う予定です。

corporate.coincheck.com

提携会社
  • CryptoGames株式会社
  • 株式会社coinbook
  • Sorare社
  • 株式会社CyberZ

など

2. miime

miime.io

コインチェックテクノロジーズ株式会社*3が運営しています。

現時点12タイトルのNFTを取り扱っています。上記Coincheck NFTと連携しており、扱っているタイトルも一部同じです。

3. nanakusa

nanakusa.io

SBINFT株式会社が運営しています*4

公認アーティストが発行したNFT、パートナー事業者のNFTを取り扱いしています。

Etherのほか、Polygonチェーンの通貨Maticでの取引が可能です*5

4. Adam byGMO

adam.jp

GMOアダム株式会社が運営しています。

現時点、YouTuber・ヒカルさんのコンテンツをはじめ様々なコンテンツ計1192点の出品・販売が行われています。

Etherのほか日本円での購入も可能です。決済手段もクレジットカード・銀行振込など幅広いです。

二次販売があった場合、クリエイターにロイヤリティ還元される仕組みがあります。

またNFT保有者限定コンテンツを提供していたり、さらに今後も様々な機能が追加される予定です*6

5. NFTStudio

nft-studio.com

ブロックチェーンゲーム「CryptoSpells」を開発したCryptoGames株式会社*7が運営しています。

出品者はNFTStudioの審査を経た公認クリエイターなので、安心して購入することができます。

取り扱い通貨として、PolygonチェーンでのMatic, LINE BlockchainでのLINKを採用しており、販売・購入時の手数料が安く抑えられています。

暗号資産ウォレットによるログインのほか、SNSでのログインも可能です。またクレジットカードでの購入も可能で、暗号資産に馴染みのない方でも購入できるよう工夫されています。

6. LINE BITMAX Wallet, NFTマーケットβ

linecorp.com

スマホベースのマーケットプレイスです。

国内で最もシェア率の高いメッセージングアプリ「LINE」を提供するLINE株式会社の関連会社LVC株式会社が運営しています。

通貨はLINE BlockchainのLINKで、ネットワーク手数料無料で利用できます。

LINE公式NFTのほか、ももいろクローバーZのトレカなどが出品されています。出品要件に適合していればエンドユーザが出品することも可能なようです。

最近ではスクウェア・エニックス、初のNFT事業 デジタルシール「資産性ミリオンアーサー」が本マーケットプレイス上で取り扱い予定とのことで、そのキャンペーンとして、LINE公式アカウントに友だち登録したユーザーに、最大総数約100万枚のNFTを配布するキャンペーンも実施しました*8

さらにブロックチェーンゲーム関連事業を行うアクセルマーク株式会社とスポーツ関連事業に特化したゲーム開発を行う株式会社OneSports が共同開発中のゲームにおいて、株式会社Jリーグとライセンス契約を結んだとのニュースもあり、その選手NFTの出品先を本マーケットプレイスとする予定です*9

提携会社
  • スクウェア・エニックス
  • 株式会社OneSports
  • アクセルマーク株式会社
  • 株式会社Jリーグ

など

7. Buynet

buynet.io

株式会社サンシェアが運営しています。

アート、イラストではなく、無形資産の既存収益権利や所有権に着目したマーケットプレイスで、具体的にはSNSインフルエンサーの会員権がNFT化しており、購入すると半永久的に、購入者の保有する商品をSNS拡散してくれるという構想のようです。

支払方法としては、Ether、USDT(ERC20)、BTC、Matic、銀行振込(日本円)・クレジットカードなどに対応しています。

8. ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)

prtimes.jp 公式サイト:https://market.uniqys.net/

株式会社ビットファクトリーが運営しています。

NFTの購入・アーティストへの売上還元等決済は日本円で行われます。暗号資産の購入をせずに、NFTの販売・購入が可能です。

またすべてオークション形式での購入となっております。

出品されている作品には、位置情報連動型ゲーム「駅メモ! Our Rails」内デジタルアセット「ステーションNFT」や 株式会社CHET Group提供の「いがらしゆみこの世界(デジタル原画+商品化権利)」、「Buzz Magician Shin(本人との共演・コラボ権)」 、その他数名の個人アーティストによるものがあります。

貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」とのコラボで初回ファンド提供を実施したというニュースもありました。

提携会社
  • 株式会社モバイルファクトリー
  • ファンズ株式会社
  • 株式会社CHET Group

など

9. ANIFTY

anifty.jp

ANIFTY合同会社が運営しています。

二次元イラストとキャラクターを専門に扱うNFTプラットフォームです。

アニメアートやキャラクター業界の中央集権的な業態を刷新することをミッションに立ち上げられたプラットフォームで、 本プラットフォームにより、著作権問題の解決、ファンによる消費を直接アーティストに還元する仕組みを提供しています。

公認絵師のみ出品可能で、一般ユーザは購入するのみです。

10. NCOMIX

ncomix.io

株式会社リードエッジコンサルティングが運営しています。

漫画家やイラストレーターなどのクリエイターがリアルに創作した作品に紐づくNFTが出品されています。

作品の制作過程はすべて動画公開されるほか、デジタルな権利の所有・再販と、実際のモノを受け取って所有が可能です。

このようなリアルなモノと引き換えられるNFTを通称Redeemable NFT(rNFT)といいます。

販売はすべてオークション形式で、Polygonネットワーク(Matic)を採用していますが、クレジットカードによる購入も可能です。

数名のアーティスト作品が出品されていますが、浜田ブリトニーさんの作品が出品されていることで話題のようです。

11. PolkaFantasy

polkafantasy.com

Fantasy Tech Incが運営する日本の二次元文化に特化したNFTマーケットプレイス&ブロックチェーンゲームです。

NFTマーケットプレイス、NFTを作成・閲覧・共有できるほか、複数チェーンでNFTをステーキングできます。

ベースとなっている通貨は、独自トークンXPですが、クロスチェーン技術によりEther, Pokadotでの取引可能で、今後順次チェーンを拡大予定です。

12. Digitama

zaiko.io

ZAIKO株式会社が運営しています。

本プラットフォームを使うと、ファンはブロックチェーンを通じ所有者としてアーティストやアスリートの歴史に永遠に自分の名前を刻むことができます。

マーチャンダイズ付きや投げ銭機能など自由度の高いNFT設定が可能な仕様となっており、ファンとアーティスト(アスリート)との間に強い繋がりを作ることが可能です。

最近ではアメフトXリーグ オービックシーガルズ所属バイロン・ビーティ―Jr.選手のNFTが発行・販売されました。

zaiko.io

提携会社
  • アメフトXリーグ オービックシーガルズ

13. Mosaic Nation

mosaic-n.com

株式会社ギークピクチュアズのIPコンテンツ事業部門ギークワンダーズが運営しています。

国内外のアーティストによるハイクオリティな作品が出品されており、デジタル作品と実物作品のセット出品・販売・購入が可能、またOpenSea等他プラットフォームをまたいでの出品・販売・購入が可能といった特徴があります。

第1弾として、米国やインド、欧州の富裕層を中心に数百万単位で作品が取引されるインドの現代アーティスト「Shilo Shiv Suleman」のNFTアートを販売しています。

prtimes.jp

提携会社
  • 株式会社クオン(NFT事業サポート)
  • 株式会社レシカ(開発)

など

14. XANALIA

xanalia.com

仮想空間「XANA」を開発したNOBORDER.zが手掛けています。

ただ運営は、非中央集権的に実施されており、スマートコントラクトによってブロックチェーン上で可視化されながら永続的に存続する新しい仕組みを採用しています。ブロックチェーンはBincance Smart Chain, Polygonで、独自通貨ALIAを用いて購入します。

このプラットフォーム上で扱われるNFTは、AR・VRゲーミフィケーションを見据えた設計がされており「XANA」での使用も想定されています。

日本マーケティングリサーチ機構によると、本プラットフォームは「期待のNFTマーケットプレイス No.1」「2021年最も成長すると思うブロックチェーンプロジェクト No.1」「価格の上昇を期待しているDeFiプロジェクト No.1」を獲得しています。

prtimes.jp

15. HABET

habet.me

YouTuber関係のレーベル会社として知られるUUUM株式会社のグループ会社FORO 株式会社が運営しています。

YouTuberをはじめとした幅広いジャンルの人物やキャラクターのトレカを発行・売買・閲覧することができます。

販売方法としては定額販売、抽選販売、オークション販売を予定しています。

株式会社 IndieSquareが開発したブロックチェーン「HAZAMA」が基盤となっています。

また「Yahoo!ネット募金」と連携し、HABET のプラットフォーム手数料の一部を寄付しています。 HABET を利用することで環境、社会への貢献にも繋がります。

提携会社
  • UUUM株式会社
  • ヤフー株式会社
  • 株式会社 IndieSquare
  • 吉本興業株式会社
  • 株式会社美少女図鑑
  • 株式会社電通
  • 株式会社 TBS ホールディングス
  • CYBERJAPAN DANCERS
  • 株式会社アイフリークモバイル

など

16. FanTop

mediado.jp 公式サイト:https://fantop.jp/

株式会社メディアドゥが運営しています。

各コンテンツのファンが、デジタル上の「ファンアイテム」収集・鑑賞、ファン同士の共有・譲渡・売買を行えるNFTマーケットプレイスです。

Dapper Labs社が開発したブロックチェーンFlow上に構築されており、ファンアイテム入手と同時に費用負担なくNFT化することが可能です。

今年3月には株式会社トーハンと提携し、FanTopで発行できる「NFTデジタル特典」を、紙の出版物の特典として全国各地の書店で展開します。

FatTopで販売された北斗の拳NFTが即日完売したことでニュースになりました*10

提携会社
  • 株式会社電通
  • 株式会社バンダイナムコアーツ
  • 株式会社エディア
  • 株式会社コアミックス
  • 株式会社日本文芸社
  • その他各出版社

など

17. The NFT Records

jp.thenftrecords.com

株式会社クレイオが運営しています*11

音楽専門のNFTマーケットプレイスで、エイベックス・テクノロジーズ株式会社が提供する基盤「A trust」上に構築されています。

コロナ禍大打撃を受けているクラブカルチャーを支援する目的とした企画「SAVE THE CLUB MUSIC」も行い、都内有名クラブのレジデントDJや、 Daishi Dance等トップDJの作品が出品されています。

newscast.jp

提携会社
  • エイベックス・テクノロジーズ株式会社
  • 株式会社 トゥエンティ・ミュージック
  • 株式会社サクラゲート(開発)

など

18. Rakuten NFT

corp.rakuten.co.jp

まだ存在しないNFTマーケットプレイスですが、2022年春にローンチするとの情報が出ており、運営会社が大きいのでご紹介します。

こちらは楽天グループ株式会社が運営予定で、様々な分野におけるNFTをエンドユーザが売買するものと、IPホルダーがワンストップでNFT発行・販売できる仕組みを兼ね備えた独自プラットフォームとなる予定です。

決済として楽天IDを用いたり、楽天ポイントとの相互変換可能となったり、楽天経済圏を拡大する形でのNFT業界参入となります。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

NFTマーケットプレイスは大小規模を問わない場合無数に存在し、それぞれが互いに差別化を図りつつ展開している状況です。

同じようなマーケットプレイスは、今後のマーケティング・ブランディング・コンテンツクオリティなどの優劣により、一方が淘汰されていくでしょう。

提供者・ユーザ共に手探り状態なので、今後どれが生き残りどれが消滅していくのか、また生き残った者はどのような進化を遂げていくのか、それは誰にもわかりません。

現状存在しない全く新しいマーケットプレイスが、数日の間に成長し、覇権をとってしまうようなこともあるかもしれません。

それは世間一般層へのNFT認知に従い・また世の中の情勢などが複雑に絡み合った結果、数年後答え合わせができるようなものかもしれません。

次回は、第2弾として、NFT事例のご紹介をする予定です。

そちらもお楽しみに。

tecotec.co.jp