要件整理のヒント: 曖昧な要件を整理する

システム開発第二事業部の飯髙です。
普段はAndroid, Flutterによるアプリ開発を行っております。

「〜機能を作りたい、〜みたいなものを作りたい」
このような曖昧な要件をとりあえず渡されて、どうしようか困った経験、ありますよね?
以上のような質問を後輩から受けて、回答が割としっくりきていたようでしたので、備忘録としてこちらに起こそうと思います。
要件整理のヒントになれば幸いです。

要件定義のゴール

要件整理のゴールは、要件を渡した側・された側の合意がとれていることとします(渡した側は「甲」、渡された側は「乙」とでもしましょうか)。
合意を取るためには、最終的にお互いの疑問点が解消された状態になることが必要になるかと思います。 また、怠ると手戻りの原因になりがちです。
今回は乙の視点で整理していきます。

要件を整理してみる(例)

例えば検索機能にAという機能を加えたい、のような要件が来たとしましょう。
乙は要件を満たせるかの可否やその方策を洗い出すかと思います。

  • 実装上での懸念事項
  • 実装プラン1(既存実装から拡張する)
  • 実装プラン2(新規実装)

簡易的にはこちらで良いですが、実際には工数や現状の設計での制約が発生し得るため、その点も考慮してみます。

  • 実装上での懸念事項
  • 実装プラン1(既存実装から拡張する)
    • 既存機能に影響が出ないか考慮
    • 工数少なめ
  • 実装プラン2(新規実装)
    • 繋ぎ込む際に支障が発生しそう
    • 工数かかりそう

これで概ね乙での事項は整理出来たかと思います。
ただし、整理していく中で疑問等が発生する場合があるのでその疑問点等も付加していきます。

  • 実装上での懸念事項
    • 甲でも作業が必要になりそう
      • 上記作業に関して問題なく行うことが出来るか?
    • ~の権限を有効化する必要があるが、そちらの有効化は問題ないか?
  • 実装プラン1(既存実装から拡張する)
    • 既存機能に影響が出ないか考慮
    • 工数少なめ
  • 実装プラン2(新規実装)
    • 繋ぎ込む際に支障が発生しそう
    • 工数かかりそう

簡単に疑問点を追加してみました。
実際には甲からの返答によっては追加事項の整理や、新たな疑問点などが発生する場合があり、更に以下のような手順を踏んでいく場合があるかと思います。

要件を整理
-> 甲に疑問があれば質問、甲から返答・疑問点の追加
-> 甲の返答に対して 追加事項の整理や、疑問点の解消

以上によってお互いの疑問点の解消に繋がり、合意形成に繋がるかと思います。
基本のキ、のような部分ですが、何かしらのお役に立てば幸いです。

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