はじめに
こんにちは、次世代デジタル基盤開発事業部の速水です。
2023年新卒として入社し、現在は、弊社が提供しているブロックチェーンゲーム開発を支援するFT / NFTかんたん導入パッケージ「Spize+」の開発に携わっております。
前回は「新卒新入社員から見たテコテック - テコテック開発者ブログ」
という題でブログを執筆させていただきましたが、今回は「資産運用方法勉強会」という新たなテーマでブログを書かせていただきます。
この記事は、弊社の活動に興味を持っていただいている就活生の皆様を対象にしています。
また、就活生以外の方々にも、社内勉強会の一例としてご参考にしていただければ幸いです。
概要
資産運用方法勉強会とは、新卒としては資産運用方法の勉強会、先輩社員の方々にはその運用方法の共有会としてお互いに知りたい内容を学ぶために企画した勉強会です。
(以下、勉強会と記述します)
題名の通り資産運用方法や制度、そのほかにも副業などについても話し合うことができ、今回のブログでは、その勉強会を企画させていただいた経緯とその感想を書かせていただきました。
企画した経緯
私が持っていた悩み
今回の勉強会を企画した経緯ですが、お金に関する疑問点や懸念点を多く持っていることが要因となっています。
それは新卒社員全体が社会人として今後生きていくにあたって、貯金や投資といった社会人として当たり前のようにおこなわれていることに対しての知識が不足していたことが原因でした。
先輩社員の方からの一言
そんな中、先輩社員から「共有会のようなものを企画してみたらどうか?」と提案をいただき、今回の企画が生まれました。
弊社はFintech企業として、個人向けサービスである株式投資管理・分析アプリ 「カビュウ」や法人向けのWeb3.0トータルソリューション「Spizeシリーズ」などのサービスを展開しており、今回の目的である資産運用に関する知識を持つ社員が多く在籍しています。
以上の理由から、新卒社員が運用方法を学び、先輩社員は参加者として自身の運用方法について共有する場として開催しました。
企画するにあたって
今回の勉強会を開催するにあたって社内チャットを用いて参加者を募集したところ、10名を超える参加者に集まっていただき勉強会を開催することになりました。
予定の段取りや日程など開催するにあたっての調整が想像以上に難しかったことを覚えています。
知りたかったこと
具体的には、貯金、NISA*1、ふるさと納税*2、iDeCo*3などの様々な方法や手段が存在し、それぞれの方法がどのように適用され、どのようなペースで進めるべきか、各方法の利点と欠点を理解できていませんでした。
それらの方法はもちろん、運用をおこなう人によって割合や方法が違うため、自分にとってどの方法がもっとも納得のいく方法で期待や安心ができるのかを学ぶ必要があると考えています。
また、2023年9月ではiDeCoの手数料が下がるといったニュース*4がありましたが、そのメリットや目的を正確に理解しておらず、金融知識に不安を感じています。
このようなニュースに対して、自分の意見を持つことができるようになるためにも、知識を身につける必要があると考えました。
その他の目的
そのほかにも新卒の中で輪読会(※)のような会の目的と同様、議事録や司会、進行といった社会人としてのスキルを磨くためでもあります。
参考記事:実務を意識したスキルアップのヒント!新卒輪読会 - テコテック開発者ブログ
※輪読会とは参加者が一つの本について各々の感想や疑問を語り合う会であり、こちらの参考記事は同期の桑原が執筆した輪読会についてのブログになります。
会の内容
今回の勉強会では、特にどのような制度を用いて節約、投資をおこなっているか、どのような基準を持ってその制度を利用しているかについて新卒だけでなく先輩社員をも交えて話し合いました。
弊社には前職が金融機関で制度に精通している方や、学生時代から投資をしており経験が豊富な方、ファイナンシャルプランナーの資格を有している方など幅広い社員が在籍しています。
この記事では、具体的な内容まで書くことは難しいですが、制度自体初めて聞くような状態でもそのような先輩社員の方から補足説明などがありわかりやすく制度や方法を理解することができました。
特に話題になった内容として、NISAやiDeCo、企業型確定拠出型年金のやり方や経験、どういった運用方法があり、それぞれの実際の利益率や所感などが多く話されていました。
そのほかにも、ふるさと納税の話題ではどの地域の返礼品がオススメかといった質問から各々の返礼品を知ることができ、幅広い知識を身に着けることができました。
勉強会を企画してみて
今回の交流会ではお金の知識を得られたのはもちろん、先輩社員の方々との交流や新卒のファシリテーターや議事録といった役割への練習ができたのではと考えます。
また、参加した方から勉強になる良い会だったとの感想をいただき、勉強会を主催することの喜びやその難しさや大変さなどを知ることができました。
もちろん当初の目的であった現在の自分にはどのような投資や貯金がオススメかといったことにも自分なりに答えを持つことができ、充実した内容にすることができたのではと考えています。
勉強会の内容として
最初の目的であった、お金に関する知識をつけるために制度や方法などを説明していただく中で、業務の関連知識や先輩社員の方々の生活の中での節約ポイントや気を付けていることなどを知ることができました。
その他にも、副業の方法や種類などに関する話題も共有しました。
また、通常の業務では接点を作ることが難しい先輩社員の方々ともコミュニケーションをとることができ、目的以上の結果を得られたのではと感じています。
役割の練習として
今回は私が主催者という立場で、ファシリテーターとして進行役の役割を務めさせていただきました。
ファシリテーターとして勉強会の進行だけでなく、会全体の質を向上させるために疑問に感じた点や認識の共通化ができていないと感じた点に対して問いかけることを意識しました。
難しかった点として、話の流れを理解しておかなければ進行を務めることができないため話の流れを理解しつつ、参加者の反応を確認したり、自分にとっての疑問点を質問するなど同時並行で進めなければいけない点があります。
その他にも、話題が脱線した場合に元の話題に戻す軌道修正など実際の会議でも役立つ練習をする機会になったと考えています。
今後、私がファシリテーターという役割を任される際には、ここでの経験を活かし要点を抑えて話を聞き、質問をすることを意識したいと考えています。
そのほか
そのほかには、テコテックという会社の社風や自由さを知ることができたと考えます。
自身の関心事に対してイベントを企画し、同じ疑問を持つ仲間を集める機会があることは非常にありがたいことだと感じています。
弊社にはTecoTechTalkといった社員の方々がそれぞれ興味のある分野や内容についてプレゼンテーションをおこなうイベントが自由参加で開催されており、自身の意見を発信し、情報を共有できる環境が整っています。
今後はこのTecoTechTalkにもプレゼン側として参加し、より情報共有や発信がおこなっていけたらと考えています。
さいごに
今回、私の疑問や不安からこのような勉強会を開催することができ、参加した方からの反応として「知りたかったことを知ることができた」、「予想以上に充実した時間を過ごすことができた」といった声をいただくことができ、このような勉強会の重要性というのを改めて感じることができました。
さらに、勉強会を企画したことなど自分にとっても良い経験になったのではと考えます。
この経験が今後実務の中で何かを企画、主催させていただけたときなどに活かせるようさらに努力していきたいです。
特に、その際には今回の反省からより迅速な実施を目標にします。
テコテックの採用活動について
テコテックでは新卒採用、中途採用共に積極的に募集をしています。
採用サイトにて会社の雰囲気や福利厚生、募集内容をご確認いただけます。
ご興味をいただけましたら是非ご覧ください。
*1:引用:金融庁
*2:引用:総務省
*3:引用:iDeCo公式サイト
iDeCoの特徴|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】
*4:引用:NHK NEWS WEB 日本生命 iDeCo 口座管理手数料無料へ 資産運用手数料 引下げ広がる | NHK | 金融