初めてのWWDC体験記〜【Day3】いよいよメインコンテンツ!AppleParkでKeynoteを見に行く!〜

Day2の記事はこちら

決済認証システム開発事業部の冨永です。

現在、主にiOS/iPadアプリの開発を担当しております。

今回は、このためにWWDCに参加したと言っても過言ではないWWDCのメインコンテンツに参加したWWDC渡航記Day3編について書きたいと思います。

目次

Keynoteの日、Apple Parkへ!

いよいよこの日が来ました。WWDCの目玉でもあるKeynote当日です。

Keynoteとは、Appleが新しいハードウェアやOS、サービスなどを一気に発表する、いわばお祭りの幕開けのような存在です。開発者以外の一般層にも注目される発表会でもあり、世界中が注目しています。

「朝からめっちゃ並ぶよ」と聞いてはいたのですが、「どうせ後ろでも見れるでしょ」という軽い気持ちで、アメリカ来て仲良くなった人たちとUberで相乗りしながらのんびり出発。

結果、あまり並ばずには済みましたが……

到着はKeynote開始直前!

かなり焦りました。

そして、、、、、、

とうとうAppleParkに到着!!!!!!!

いや〜生で見るとめっちゃテンション上がりますね!!!!

とうとう念願のAppleParkへ

来年行く人へアドバイスするとすれば

  • 生のTim Cookを近くで見たいなら、早めに行った方がいい
  • 遅れて行くと、生のTim Cookが見られる席や、外の大型モニターが見える位置は直射日光が当たるエリアしか残っていない可能性があります
  • でも、日陰にある大画面モニターエリアもいくつかあるので、 無理して最前列じゃなくても十分楽しめます

朝食美味しすぎる

会場で配られる朝食がめちゃめちゃ美味しかったです。

外はパリッパリで中は甘くてふわふわ。

クロワッサンっぽいけど、あれはなんだったんだろう……。

今まで食べた中で一番うまい朝ごはんだったのは間違いないです。

会場着いた興奮で食べ物の写真を撮り忘れてました。。。。

Keynoteでテンション爆上がり

ついに始まったKeynote。 会場のテンションも異常なまでに高まり、登場したTim Cookにどよめきが。

目の前に生のTim Cookがいる興奮!

Keynoteでは新たなOSの発表と、今後の新たなUIデザインである「Liquid Glass」が発表されました。(興奮しすぎて、写真撮り忘れ)

そして、Keynoteの最後にAppleの粋な演出で、Apple評価を歌詞にした曲が流れました。

歌詞の中に

「I’ll give you six out of five stars」(5つ星を超えて6つ星の評価をあげる)

という歌詞があり、自分もいつかユーザにそういうふうに言ってもらえるような、そんなアプリを作りたいなと思いました。

Keynoteの最後の曲が大画面、大スピーカーで聴くと最高だった

昼食タイム。beta版ダウンロードするか。。!?

KeyNoteが終わると、早速昼食タイムへ。

昼食コーナーには様々な種類のプレートが用意されていました。

自分はPacific rimを選択しました。

エビと春雨の炒め物のような料理だったのですが、味付けも絶妙で、特大のエビがめちゃめちゃ美味しかったです。

1食分しか取っていないはずなのに、2食分食べたかのような満足感がありました。 (これ1食分なんだよな。。。!?というのをアメリカで経験したN回目。。)

Appleの日本人社員の方と一緒に食べたのですが、普段はその方もPacific rimを食べることが多いとのことでした。

Pacific rimのランチ

そして、この時間になると、開発者ツール、OSの最新のBeta版が配布されることに。 新たな滑らかなガラスのようなUIのLiquid Glassが適用されたiOS26のBeta版を入れようとしたのですが、 Appleの社員の方に「旅行中は、リスクもあるからメイン端末に入れる際には慎重にね」というアドバイスをいただき、 一旦、我慢しました。。。。。。

我慢できず、「いや、関係ないっす!」といってインストールしたエンジニアもいて、これこそエンジニアだよな〜カッケェ〜〜!と思いながら、横からのぞいていました。

新たなUIであるLiquid Glass

State of the Unionは開発者としてやっぱり楽しい。。!

午後はState of the Union。 State of the Unionとは、Keynoteのあとの時間帯に開かれる、開発者向けに特化した技術解説セッションです。 ここで初めてXcodeや各OSの開発環境・API・新仕様の詳細が明かされるため、エンジニア的にはこちらの方が本番、という人も少なくありません。

午後は暑いので、屋内の巨大スクリーンエリアでゆっくり視聴(実はちょっとウトウトしていた。)

特に新たなUIであるLiquid Glass、AI関連のFoundation Models、XcodeのChatGPT連携は気になりました。

また、さらっと既存のSwiftUIフレームワークのListのパフォーマンスが向上したとの発表があり、 実際の案件で早くiOS26を落として検証してみたい欲がでてきました。

隣にいた仲が良くなった日本人の方と、「XXが気になった!!XXXXを早く試したいよね!!」と興奮冷めやらぬまま、 Appleのエンジニアと直接話せるドキドキの対面ラボへ。。。。

英語通じるか。。。!?対面ラボ(In-person labs)へ。

Appleのエンジニアと話せる対面ラボ(In-person labs)が始まりました。 各テーマごとにエリアに分かれており、自分はMapKitとSwiftUIのエリアに移動しました。

対面ラボの全体地図

実は、事前にアメリカに着いて出会い、お昼も一緒に食べたAppleの日本人社員の方に「もし英語通じなかったら電話呼んでね!!すぐに飛んでいくから!!」と言ってもらっており、その言葉にとても救われ、そして親切さに感動しました。。。。。。靴も走りやすい靴で、本気のサポート力をめちゃめちゃ感じました。

ただ、一応前日にDeepL翻訳で質問内容とコードの対訳を書いておいたので、まずは、自分自身の力でなんとかしてみようと、列に並び、、、、、

まずはMaps & Locationsに並ぶ

そして自分の番になった時に「XXをやりたいんだけど、パフォーマンスを上げる方法ある?」「XXの挙動ってバグですかね。。?それとも使い方がおかしかったりしますか?」など様々なことを聞きました。

事前にドキュメントに書いたので、こちらが伝えたいことは伝わった気がしました。

「君のコードや方針は間違ってないよ。これはバグかもね。フィードバックしてくれるとうれしい。」という言葉もいただき安心しました。

ただ、具体的な困りごとの話は筆談で対応できたものの、アーキテクチャのような抽象的な話になると難易度が一気に上がり、最終的にはAppleの日本人エンジニアの方をリモートで呼んでいただいて解決 しました。

やっぱり、英語を聞き取って話せる力があるといいなと痛感しました。

それでも、Appleのエンジニアの皆さんは本当に優しく、拙い英語や筆談にも満面の笑顔で「大丈夫よ〜!」と対応してくれました。安心して質問できる空気を作ってくれて、とてもありがたかったです。

後で Apple公式の開発者向けの動画を見た際に、「あ、この解説してる人Apple Parkで対面ラボで話した人だ!めっちゃ優しかったんだよな〜」と帰ってから気づきました。

Apple Park内の敷地内でReception。アイスとピンバッチと笑顔と

夕方はReceptionへ。

アイスや料理が振る舞われ、WWDC25限定のピンバッチももらえてテンションMAX! Apple Parkを散策しました。

ApplePark内の虹のオブジェ

Apple提供の料理は全部美味しい。。。

限定ピンバッチ。。!

徒歩帰宅チャレンジ、そして挫折

帰りは「ちょっと節約するか〜」と思って徒歩でホテルを目指したのですが、 想像以上に距離が長く……途中でギブアップしてUberを召喚。。。。

体力は正直限界に近かったです(笑)。

ネトフリ&即落ち

技術と人と感動に満ちた、最高の1日でした。 明日は開発者に向けたオフラインのセッションイベント。 ただ、事前に予約してなかったので、明日は朝はやくに並ばなくては。。と思いながら、 ホテルに着いて、ベッドに転がりながらNetflixをつけたら……そのまま爆睡しました。

また、来れるかな。。。と思いながらAppleParkで最後に撮った写真

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