こんにちは、次世代デジタル基盤開発事業部の渡邊です。
本投稿は TECOTEC Advent Calendar 2022 の6日目の記事になります。
AWSの理解を深めるために取り組んでいたAWS クラウドプラクティショナーの試験に合格したので、合格までの振り返りと今後の取り組みについて今回の記事でご紹介していきます(因みに合格点は700点以上なのですが、超ギリギリでした。。。)。
[目次]
学習のために割いた期間/時間
個人差は出てくると思いますが、私の場合は合格するまでに以下の期間/時間をかけました(大体の目安)。
- 期間
約2か月 - 時間
平日:30分~3時間
休日:1~5時間
ネットとかで調べたりすると1か月程度の学習期間で取得したと書かれる記事は多い印象ですが、私の場合は2か月近く学習期間を割いてました。 というのも、AWSを使った業務経験がほとんどないということが関係しています。
参画するプロジェクトでAWSを使っているケースは多いのですが、実際にAWS周りを自分で触ったり設定を行う機会はほとんどありませんでした。
そのため参考書を読み進めても知らないサービスばっかりで、覚えるのにかなり苦労しました。。。
どのように学習を進めていったのか
学習の進め方としては、主に参考書とUdemyの講座を活用して取り組んでいました。
1.参考書
一番最初は参考書の初めから終わりまでを読み進めながら練習問題を解いていく勉強方法を行っていました。
その際は下記の参考書を活用していたのですが、正直なところ一通り読み終えるのに2~3週間近くはかかってました。。。(AWSサービスや用語が全然覚えられない)
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
試験レベルの問題を解くには物足りなさを感じますが、基礎から学ぶという点ではとても参考になりました。
2.Udemyの講座
上記の参考書を読むだけでは試験対策として不十分というのをネットで調べている時に知り、試験対策として以下の講座を購入しました。
基本レベルの模擬試験でも初回実施時は点数が半分も到達していなかったので、AWSについて全然理解できていないことを痛感しました。
2022/11/29時点だと計8回分の模擬試験が用意されています。私の場合は、試験日を迎えるまでに各テストを大体2~3周は取り組んでました。
他にも模擬試験を繰り返し解いてもわからない/覚えられていない部分についてはノートに書きだして、それを朗読して記憶していく取り組みも同時に行いました。
試験を受けてみた感想
AWS クラウドプラクティショナーの試験には無事合格できましたが、個人的には入門レベルと呼ばれているAWS クラウドプラクティショナーでも十分難しいと感じました。
その理由としては以下が挙げられます。
- とにかくサービスが多い。
- サービス自体の役割は関係なく、似たようなサービス名が多い。
- 似たような役割を持つサービスが多い。
また、問題の傾向としても「ユースケースに対してどのAWSサービスを選ぶのが適切か?」を問うような問題の割合が多かったです。
上記の参考書やUdemy講座の基礎レベルに出てくるような単にAWSサービスを問うような問題は割合として少なかったですね。。。
実際に試験を受けている時は確信を持って解けている問題が少なかったので、勉強不足+理解不足だったなーと感じていました。
今回の取り組みで良かった点/悪かった点
AWS クラウドプラクティショナーの資格取得に向けて取り組んだことを振り返ってみて、良かった点/悪かった点を整理してみました。
良かった点
色んなAWSサービスについて知ることができた
正直これが今回の取り組みで一番良かった点です。
学習を通じて「あのサービスってAWSサービスだったのか」と知るきっかけにもなり、とても勉強になりました。
ユースケースに応じたAWSサービスの選定について知ることができた
単にAWSサービスを知るだけでなく、ユースケースに応じてどのAWSサービスが使われるのかを学べたことも、今回の資格学習に取り組んで良かった点だと感じています。
AWSに対する学習意欲が高まった
今回の資格勉強を通じて、AWSについてもっと理解を深めていきたいと感じるきっかけになりました。
悪かった点
学習の進め方があまり良くなかった
基礎を理解しようと参考書を繰り返し読むことに時間をかけすぎて、模擬試験に割く時間が足りなかったと実感しています。
学習時間が足りなかった
期間としては2か月くらいかけてましたが、日によって学習時間に差があったため総合的にみると学習時間が足りなかったと感じています(とくに模擬試験)。
自分の場合だと模擬試験を1回行う際に大体2~3時間(試験実施:30~1時間,振り返り1~2時間)くらいかけていたので、自分がやりたいと思っていた以上には回数をこなせませんでした。
座学だけで学習していた
AWSの無料枠を使って、座学だけでなく実際に手で動かすことも取り組んでいた方が良かったなーと感じています。
座学だけだとどうしてもイメージしにくい部分もあると思うので、実際にAWSサービスを触ってみることで全体像を理解しやすくなると思いました。
今後
AWSについてより理解を深めるために、次はAWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)の資格取得を取り組んでいきたいと思っています。
現時点ではUdemyでSAA向けの講座を購入して、実際にAWSサービスを少しずつ触りながら学習しているところです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の内容を通じてAWS クラウドプラクティショナーに関心を持っている人にとって少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!!